京都、そして素材の味を堪能

龍安寺

清水寺にて

葱のぬた

京都で訪れた場所…　龍安寺、嵐山、清水寺、祇園…etc
雨の京都はまた美しかったです。雨が止めば濡れた道は打ち水をしたようで、日本の風景によく合っていました。風でカサカサと舞う落ち葉もいいけれど、雨に濡れて地面と馴染んだ落ち葉もまた、上を歩くのが気持ちいいものでした。それらについては写真が語ってくれることにして…

夜、ホテルから歩いて見つけた居酒屋さん。店の前に新鮮な野菜がかごの上に並んでいました。中に入りメニューに目を通すと、どうやら京野菜、中でも葱料理中心のお店のよう。
全国各地の葱や玉ねぎや京都のおいもを、ただ炭火で焼いて、柚子味噌や岩塩をつけていただくんです。これがただ焼いただけとは思えない立派な料理ってくらい、甘くて美味しい！素材の味ってのはこういうのなんだ。最初に、大きな升に山盛りの刻み青ネギがどかっと出てきて、いくらでものせ放題。鍋を頼めば薬味として。でもそれだけでも充分美味しくて、お醤油をかけて葱だけ食べたり…。めずらしく日本酒を飲んで、これがまた黒龍っていう福井県のお酒でおいしくて（値段も一番高かったけど）、日本人で良かった〜って感じ。

紅葉、白いご飯、お醤油、柚子にワサビ、とろろ、お味噌、こういうものがやっぱり好きだと思った時、自分は日本人なんだなぁって思う。
京都って、いい。